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朴大統領・習近平、半年ぶりの会談…「北核警告」メッセージ出すか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.30 09:32
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朴槿恵(パク・クネ)大統領が30日午後、6泊8日の日程で海外歴訪に出る。米国ワシントンで開かれる核安全保障サミット(31日~4月1日)に参加し、メキシコを公式訪問(2~5日)するためだ。朴大統領は31日、核安全保障サミットに参加する米国のバラク・オバマ大統領、中国の習近平国家主席、日本の安倍晋三首相と連続首脳会談を開く。同日、韓米日3カ国首脳会議も開かれる。

朴大統領が米日中の首脳に会うのは1月6日の北朝鮮の4次核実験後初めてだ。特に習主席とは昨年9月の中国の全勝節行事後、半年ぶりだ。国際社会の対北朝鮮制裁が続く状況で習主席の肉声を聞くという点で国際政治的な意味が大きい。

 
梨花(イファ)女子大学のパク・インフィ教授(国際関係学)は「今回の会談は対北朝鮮制裁に対する国際共助を再確認することが核心」としながら「対北朝鮮制裁の忠実な履行と北朝鮮の追加挑発の可能性に対する強力な警告を入れた首脳たちの肉声メッセージが出てくるだろう」と話した。パク教授は「特に韓中関係が、葛藤を経たが共助を回復しているという意味がある」として「そうした点で習主席の発言程度が関心事」と話した。首脳会談は韓米→韓米日3カ国→韓日→韓中の順序に開かれる。この日5~6時間の間に首脳会談が4回開かれるのは異例だ。

最初に開かれる韓米首脳会談では、国連安全保障理事会決議2270号と韓米両国の独自制裁の共助案について協議するようになるだろうと金奎顕(キム・ギュヒョン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)外交安保首席が明らかにした。続けて朴大統領は、オバマ大統領が主催する韓米日首脳会議に参加する。金首席は「韓米日3カ国が安保理決議の履行、独自対北朝鮮制裁および国際社会の対北朝鮮圧迫を共に牽引していこうという議論が行われるだろう」と予告した。

韓米日3カ国首脳会議は2014年3月のハーグ首脳会議以降2年ぶりに開く。ホワイトハウスも28日(現地時間)の声明で「3カ国首脳が北朝鮮の威嚇に共同対応し、地域と全世界次元で3カ国の安保協力を増進する案を議論する機会になるだろう」と発表した。

最終日に行う韓中首脳会談は、安保理の対北朝鮮制裁に反発して北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が5次核実験の可能性を示唆し、青瓦台砲撃など挑発程度を高める状況で開かれ、習主席のメッセージが重要だ。金首席は「北朝鮮の4次核実験後に持つ初めての会談で、韓中の戦略的協力パートナー関係発展のための両首脳の意志を再確認し、北朝鮮・北核問題関連の両国間の疎通強化などについて深い意見交換をする場になるだろう」と話した。

特に習主席との会談で高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓半島(朝鮮半島)配備問題、中国が関心を持っている韓半島の平和協定体制など敏感な事案が議論されるかも関心だ。安倍首相とは慰安婦関連の合意を履行する案が議論されるという。1~3回核安全保障サミットに参加したロシアは今回は参加しない。

今回の核安全保障サミットには潘基文(パン・ギムン)国連事務総長も参加する予定のため、朴大統領と会う可能性がある。一方、セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表は30日午後、寛勲(クァンフン)クラブ討論会の日程のため出国歓送行事に参加できない。

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