韓経:10年間に「半分の半分に」…命脈絶たれる韓国時計産業(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.29 14:39
韓国時計産業は30年前までスイスや日本と肩を並べていた。しかし今は「存廃の岐路」に立っている。時計市場が「スイス産名品」と「中国産低価品」を中心に再編され、ブランドパワーでも価格競争力でも韓国産時計が劣勢になっているからだ。
国産時計の「最後の自尊心」と呼ばれるロマンソンは時計の売上高比率が急減する中、ファッションを主力事業に育成することにし、社名の変更を検討している。韓国時計産業協同組合によると、韓国の時計市場規模は2兆3350億ウォン(約2300億円、2014年基準)で、うち外国産が2兆2200億ウォン(95%)を占め、国産は1350億ウォン(5%)にすぎない。2005年に6000億ウォンを超えて外国産を上回った国内時計の販売額は10年間に「半分の半分」に減った。