韓経:<輸出不振の理由ある>韓国、10大輸出品目が不振…世界交易量が減少
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.25 11:34
韓国が、競争国に比べ主力輸出品目の不振による衝撃をより大きく受けているという分析が出てきた。
韓国経済研究院は24日「10大輸出品目の依存度、国際比較と示唆点」という報告書で「新たな主力輸出品目の発掘が急務だ」としてこのように指摘した。報告書によれば韓国の10大輸出品目は、国際貿易分類(SITC)基準で電気機械装置や機器、自動車、石油製品、そのほか輸送装備、通信および録音機器、専門・科学・統制器具、鉄鋼、プラスチック製品、有機化学物、産業用一般機械および装備だ。
これらの品目が世界交易量に占める割合は、2011年の48.3%から2014年は45.6%に2.7ポイント低くなった。10大輸出品目が世界交易量に占める割合は同期間で米国が51.9%から49.7%に、日本が37.9%から37.0%にそれぞれ下落したが、その幅は韓国よりも小さかった。一方で中国は39.6%から40.5%にむしろ上昇した。