韓流ブームに乗ったKフード、世界の舌を魅了する(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.23 10:27
アルプスのユングフラウで出会った辛ラーメンはまさに蜜の味だった。旅行が好きなイさん(53)は数年前に8泊9日の日程でフランス、イタリア、スイスを旅行した時に万年雪に覆われたユングフラウヨッホを眺めながらスープまで残らず飲み干したカップラーメンの味を忘れられずにいる。各国の旅行者が訪れる海抜3000メートルを超える「欧州の屋根」であるユングフラウヨッホにあるバーでは旅行客のために辛ラーメンを売っている。1個当たり7.8スイスフラン(約900円)と高額で売られているが、ここだけで韓国のカップラーメンが1年に10万個以上売れている。
ドラマ『太陽の後裔』が人気を呼び間接広告(PPL)商品も一緒に人気を呼んでいる。ソン・ジュンギが飲んでいた正官庄の製品が代表的だ。KGC人参公社関係者は「ドラマが放映されてから中高年層の顧客から若い顧客まで訪問と購入が続いている。現在『エブリータイム』は中国輸出ができていないが外国人が主に購入する免税店でエブリータイムの売り上げが前年比173%増加した」と明らかにした。