韓経:【社説】北京大学ショックの前にみすぼらしいソウル大学…何が問題なのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.22 13:24
北京大学など中国の大学を研究していたソウル大学の教授が、ソウル大が「企業家型大学」に変貌しなければならないという切迫感を込めた報告書を出した。報告書によればソウル大の大学企業の年間売り上げは154億ウォン(2014年)で北京大の769億人民元(約14兆ウォン、2013年)の0.1%に過ぎなかった。報告書を作成したソウル大教授は衝撃を受けたと告白した。
問題は中国の大学企業が北京大だけではないという点だ。精華大の大学企業の年間売り上げもやはり461億人民元(約8兆4000億ウォン、2013年)に達する。最近、米国のマイクロン買収を推進した紫光集団有限公司も精華大の大学企業が設立した清華ホールディングス所属だ。中国にはこのような企業が大学ごとに広がっている。中国教育部の2013年の統計によれば552大学が5279企業を運営中だ。年間総売り上げと純利益もそれぞれ2081億人民元(約37兆4000億ウォン)、83億人民元(約1兆5000億ウォン)に達するという。