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俳優チョン・ウソン、詐欺に遭うも8年間黙っていた理由とは?

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2016.03.17 16:22
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俳優チョン・ウソンが詐欺に遭っても約8年間告訴をしなかったのはなぜか。

16日、ソウル中央地検刑事5部(チェ・ギシク部長検事)は投資金名目で20億ウォン(1億9000万円)以上の金額を横領していた容疑(特定経済犯罪加重処罰法上詐欺)でPの拘束令状を請求したと明らかにした。検察によると、Pは2009年ごろに知人たちに「財閥が参加する私募ファンドがある」と偽り、23億ウォン余りをだまし取っていた容疑が持たれている。Pは1990年代から地上波放送で人気を呼んだドラマを何本も執筆した有名作家だ。事業も興して出版社の代表を引き受けたり、芸能人関連のファッションブランドをホームショッピングなどに進出させたりした。これにチョン・ウソンもPの言葉を信じて投資していたことが伝えられた。

 
チョン・ウソンが詐欺に遭った時点は2008年。8年過ぎた今になってその事実が伝えられた。チョン・ウソンは詐欺に遭った当時、顔が広く知られた有名人で大きな揉め事をつくりたくなかった。すべてのことに慎重で、結局告訴を断念した。細かく調べずに投資した自分の不注意のせいだと考え、このまま何事もなかったことにするつもりだった。

だが、チョン・ウソンの思いとは裏腹に、その間20余億ウォンの金を横領した容疑で、最近、ソウル中央地検がPに拘束令状を請求しながらチョン・ウソンの過去ことまで明らかになった。

チョン・ウソンの所属事務所側は「一緒に仕事をしていながら詐欺に遭っていたことは全く分からなかった。チョン・ウソンは全く表情に出さなかった。今回一歩遅れて事件のことが伝えられて逆に戸惑った。被害者なのに名前が挙げられていること自体にも当惑している」とし「何事もなくやり過ごそうと告訴しなかったもの」と伝えた。

チョン・ウソン側は「多くの憶測やデマで2次被害が発生するようなことがないよう願う」とし「拡大解釈は自制してほしい」と呼びかけた。

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