【コラム】ロボット記者とノーベル文学賞を受賞した記者=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.14 09:10
アルファ碁の衝撃につい将来の自分の仕事が心配になり、英国BBC放送のサイト『Will a robot take your job?(ロボットはあなたの仕事の代わりをするか?)』(www.bbc.com/news/technology-34066941)にアクセスした。オックスフォード大学の研究を基に、英国の各職種が20年内にコンピュータ化される確率を教えてくれる。「Journalist, newspaper or periodical editor(記者、新聞編集者)」の業種をクリックすると8%と弾き出された。おや? 意外に低い。
AP通信は2014年からデータ基盤のアルゴリズムで記事を大量生産する「Wordsmith(ワードスミス)」を導入して企業の四半期実績記事を書かせている。事実、現在韓国のポータルニュースセクションによく見受けられる報道資料をそのまま書き写したような記事や、リアルタイム検索語に載せようと焼き増した記事や急造した記事などすでにロボットが書いたようなそんな記事も、近い将来、本物のロボットがもっと正確に、はるかに早く書いてしまうだろう。それでも人間記者の消える確率がなぜ90%ではないのだろうか。未来学者トーマス・フレイ氏も人間領域から消える職種の一つに記者を挙げたが…。そうだ、現場取材記者は除いていた。