韓国6カ国協議代表「今は対北制裁に集中、対話の時期ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.12 11:31
米国を訪問した金ホン均(キム・ホンギュン)外交部韓半島平和交渉本部長は10日(現地時間)、「今は制裁に集中する時であり、対話を取り上げる時期ではないということで韓米の意見は同じだ」と明らかにした。6カ国協議首席代表を務める金本部長はこの日、ワシントンに到着し、このように述べた。
中国が今後6カ国協議で非核化交渉と平和協定交渉を併行すべきだと主張したことに対しては、「韓米は今後、北といかなる対話をするとしても非核化が最優先という共通した立場を持っている」と強調した。北朝鮮の相次ぐ挑発については「さらなる挑発の可能性を排除できない。米国側とどのように共同対応するかを協議する」と述べ、高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓半島(朝鮮半島)配備問題については「韓米両国が従来の計画に基づき協議を進める」と話した。