朴大統領「北、核に固執すれば生存不可能」…金正恩「核弾頭撃つ準備を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.05 09:37
朴槿恵(パク・クネ)大統領は4日、「北を立ち止まらせなければ核能力は今後も高度化され、民族の未来に取り返しのつかない災難をもたらすだろう」とし「今回は必ず、核を放棄しなければ体制の生存が不可能だということをはっきりと分からせなければいけない」と述べた。
朴大統領はこの日午後、忠清南道の鶏龍台(ケリョンデ)で開かれた「2016年将校合同任官式」に出席し、「北の政権は核兵器が体制を保障するという誤った妄想を捨てて真の変化の道に出てくることを改めて強く求める」と話しながら、このように強調した。
朴大統領は「今後、類例のない強力な対北制裁が施行され、北の反発と挑発もさらに強まる可能性がある」とし「夜明け前が最も暗いように韓半島(朝鮮半島)が平和と統一に向かううえで今が最も厳しい最後の峠」と診断した。また「政府は国政の最優先を国民と国家の安危とし、断固かつ主導的にこの問題を解決していく」と述べた。