韓経:韓国人の遺伝子入った唾液、日本で分析する理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.03 14:33
ジェノプラン(Genoplan)は遺伝子分析サービスを提供するスタートアップ(新生ベンチャー企業)だ。唾液を分析して肥満や体形に影響を与えうる遺伝子保有の有無を知らせる。この会社は顧客の唾液を日本に設立した法人に送って分析している。
あえて高い配送料をかけて検査体を日本まで送る理由が気になった。実は生命倫理法規制のためだった。商業的な遺伝子分析企業、すなわち「非医療機関」は生命倫理法により直接遺伝子分析ができず、医療機関に依頼しなければ不可能だ。関連規制が相対的に低い日本の子会社に送る理由だ。
生命倫理法は昨年12月、業界からの規制緩和の要求を受け入れて一定部分の規制を緩和する方向に改正された。保健福祉部長官が許可する一部項目に限って一般企業も直接遺伝子分析サービスができることが要旨だ。