<国連対北制裁>記念写真1枚で制裁対象に含まれた「核開発総責」李万建(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.03 10:12
国連安全保障理事会が2日(現地時間)に採択した対北朝鮮制裁決議案には、歴代最も多い北朝鮮の12団体と個人16人が新たに制裁対象に含まれた。しかし金正恩(キム・ジョンウン)第1書記と妹の金与正(キム・ヨジョン)宣伝扇動部副部長は抜けた。
個人制裁対象の中では昨年12月に就任した李万建(イ・マンゴン)軍需工業部長(長官級)が最も職級が高い。金正恩の現地視察を何度か案内し、ミサイル開発をはじめとする軍需産業全般の指導総責任を負っている。李万建は北朝鮮の4回目の核実験後に存在が明確になった。政府関係者は「核実験をした後、李万建が堂々と金正恩と祝賀記念写真を撮影した。政府はこの写真を見て関連情報を把握し、安保理に知らせ、今回含まれることになった」と説明した。制裁対象に含まれたきっかけが記念写真1枚だったということだ。