「少女像は迫害の象徴物…どこに置くかは韓国人が判断すること」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.03.02 09:47
「30年の学者生活の最後のページをソウル大で書くことになり光栄でした。日本人として韓国の歴史懸案に声を上げるのは容易なことではありませんでした。選択の決定基準はひとえに客観的な『学者の良心』によるものでした」。
先月29日、ソウル大で開かれた2016年教授定年式。歴史教育科の池享教授は淡々とした表情で所感を述べた。1987年、一橋大学で日本経済史を教えながら教授生活を始めた池教授は、異国の地である韓国で定年を迎えた。