平昌冬季五輪時、「雲の種」ばらまき人工雪製造
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.26 08:51
25日、江原道大関嶺(カンウォンド・テグァルリョン)の中腹で爆発音がした。白い煙もほとばしった。ここは国立気象科学院の雲物理先導研究センター(以下、研究センター)。2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックが開かれる平昌郡のアルペンシアから直線距離で6キロ離れている。研究センターはこの日、燃焼弾をさく烈させた。燃焼弾から出る白い煙で「雲の種」を作るためだ。
この研究センターは2006年に設立された国内唯一の人工降雪(降雨)研究所だ。冬季オリンピックを2年後に控えて人工降雪実験が行われた。平昌郡一帯は2月の1カ月間で平均25日雪に覆われており、大会進行に大きな問題がない。ただし異常気象に備えるためにこの日の実験が計画された。