「日本はAIIB、中国はTPP加盟を…東アジア、信頼高めるべき」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.26 07:58
世界経済の成長エンジンである東アジアの発展と統合のために、韓日中3カ国はどんな役割をするべきか。前提条件はあるのか。これを模索するための国際シンポジウムが25日、東京で日本国際通貨研究所(IIMA)の主催で開かれた。「東アジアの協調的発展」をテーマにしたシンポジウムでは、行天豊雄IIMA理事長(元大蔵省財務官)、司空壱(サゴン・イル)世界経済研究院理事長(元財務部長官)、程永華駐日中国大使が発表した。
司空理事長は「3カ国が環境保護と貿易・金融協力の強化をはじめとする未来志向的で建設的な事業を推進する大前提条件は相互信頼基盤の構築」とし「これは3カ国の否定的な過去の歴史遺産を越えなければ不可能だ」と述べた。また、日本のアジアインフラ投資銀行(AIIB)加盟と中国の環太平洋経済連携協定(TPP)合流が相互信頼基盤の構築に役立つと話した。