韓経:<悩む韓日中中央銀行>疑心強まる「黒田マジック」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.05 11:27
日本銀行(日銀)の黒田東彦総裁が先週電撃的に導入を発表したマイナス金利政策効果に対し、疑心が強まっている。2013年、2014年と2回の量的緩和をした当時は「黒田マジック」という言葉が出るほど円安が続いて株価が上昇したが、今回は1週間も経たずに日本円と株価が値を戻した。円安を誘導して輸出を増やし、景気を浮揚しようという政策が機能していないという分析が出ている。
4日の東京外国為替市場で日本円は2円40銭値上がりした1ドル=117円61銭で取引された。日銀が超過準備額に年-0.1%の金利を適用すると発表した直前日(1月28日、1ドル=118円79銭)よりむしろ円高となった。