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【コラム】慰安婦合意に反発する若年層の多さに驚いて

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.02.01 09:10
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「政府が最上の合意になるよう努力したことは認めなければならない」

朴槿恵(パク・クネ)大統領は13日、新年記者会見で慰安婦問題についての韓日間の合意の成果をこのように強調した。記者会見の2時間後、筆者はソウルの日本大使館前に向かった。降りしきる雪の中で「少女像を守る運動」を行う大学生や女性団体、そしてこれを批判する保守団体がそれぞれ声を高めていた。

 
少女像のそばに座っていたある男子学生に「合意のどんな部分が問題か」と尋ねたところ、その学生は「どこのメディアか」と逆に質問してきた。「日本の毎日新聞」と答えると彼は「毎日新聞…」と繰り返して言った。

日本メディアに対する警戒心のためなのか彼はしばらくためらってから「最初の問題は、元慰安婦女性との事前協議が十分ではなかったこと」と話した。

過去1年間で韓日間の協議過程を関心を持って見守っていたが、今回の合意を見て怒りが込み上げてきて「少女像を守る運動に参加しなければならない」と決心したということだ。

「それが冷たい風の中で寝泊まりまでしながら反対運動に参加する動機になるだろうか」という気がして日本に対する個人的な感情がないのかなどについてもう少し詳しく尋ねたかったが、彼はこれ以上の質問を受けつけないという姿勢だった。

韓国ギャラップが8日に発表した世論調査によれば19~29歳の回答者のうち合意が「うまくやった」という回答は9%で、「よくなかった」が76%だった。一方で60歳以上では「うまくいった」が54%に達し、「よくなかった」という24%に終わった。日本政府の関係者たちは「高齢層を中心に、予想よりも好意的に受け入れられている」と安心している。しかし私は若年層の強力な反発に驚いた。

筆者は朴槿恵政権と安倍晋三政権がスタートした直後にソウルに赴任した。ほぼ3年が過ぎた。その間、韓日関係はかなり難しかったが日本人という理由で差別にあったことはなかった。特に若い人々は「日本=日帝」とだけで見ないと感じた。20、30代の韓国人は筆者よりはるかに日本ドラマや漫画を楽しみ、光化門(クァンファムン)にある大型書店に行けば、うず高く積み上がった日本のファッション雑誌の前にお客さんが絶えない。

韓日関係を長年取材してきた先輩たちは「今後、摩擦がより大きくなるだろう」と言う。しかし私はソウル生活を通じて韓日関係の未来は暗くないと思ってそのような記事を多く書いてきた。私の期待は間違っていたのだろうか。

東京で1年を過ごした後、最近ソウルに戻ってきた20代女性の知人は「私たちの世代は日本は無条件に悪い国だと学んだ。実際の日本を知るようになれば、考えはみな変わるだろう」と話した。

峨山(アサン)政策研究院のボン・ヨンシク専任研究委員も「総合的に見れば韓日関係は良い方向に向かうのではないだろうか」と展望した。こういう話を聞けば少しは安心するが、その男子学生の冷たい視線がずっと気にかかる。

大貫智子・毎日新聞ソウル特派員(中央SUNDAY第464号)

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