「韓国人、本も読まずノーベル文学賞望む」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.01 08:30
米国の影響力ある時事文芸誌「ニューヨーカー(The New Yorker)」オンライン版に、韓国のノーベル文学賞の熱望を批判的に伝える記事が掲載された。筆者はニューヨークタイムズなどに寄稿する文学評論家であり、ニューヨーク公営ラジオ放送局(WNYC)のプロデューサーとして活動するマイティリ・ラオ氏。「果たして大きな政府が韓国にノーベル文学賞をもたらすことができるだろうか」と題した記事だ。
ラオ氏はまずソウル光化門(クァンファムン)広場の世宗大王の銅像に言及した。韓国人の「文字愛」の象徴として紹介した。しかし最近の韓国の実状は世宗大王の時代とは違うと伝えた。韓国で毎年4万件の書籍が出版されるが、韓国人がどれほど読むかは未知数であり、1人あたりの読書量も経済規模30カ国のうち最下位だという2005年の統計を紹介した。