「現状況で国民が政治に関心持つか」…民主党前常任顧問が苦言=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.31 11:54
野党「共に民主党」の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)前常任顧問が、「未来を見ることができないもどかしさの中にいるのが韓国政治の現実」として現在の政界を批判した。31日午前にロシア訪問を終え仁川(インチョン)空港で記者らと会った席での発言だ。
孫前顧問は「国内政治問題には関与していないが韓国政治は井戸にはまった局面だ。こうした状況で果たしてどの党が勝利しだれが政権を取るのか国民がまともに関心を持つだろうか」と話した。彼は「新しい枠組みを作り国民に希望を与え井戸にはまった政治から抜け出せるところを見せなければならない」と主張した。
こうした彼の意見が安哲秀(アン・チョルス)議員の国民の党と類似しているとの指摘に対しては即答を避けた。「第3の党が原則的に必要なのか」「現実政治に戻る計画はないか」などの質問にも答えなかった。