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韓経:iPhoneまでが0%台の低成長…「スマートフォン祭り終わった」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.28 13:47
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アップルの実績に警告灯がついた。昨年10-12月期のiPhone販売量増加率が2007年のiPhone導入後、最低値となった。今年1-3月期の売上高は13年ぶりに減少すると予想されている。アップルの企業価値がすでにグーグルに逆転されたという分析(フィナンシャルタイムズ)も出ている。スマートフォン市場の高成長期が終わったという診断と重なり、危機論が増幅されている。米市場調査機関ストラテジー・アナリティックス(SA)は世界スマートフォン市場の成長率が昨年の13.1%から今年は7.4%と初めて1けたになると予想した。

◆成長エンジンが冷めていくアップル

 
アップルは昨年10-12月期にiPhoneを7480万台販売したと26日(現地時間)発表した。前年同期比0.4%増加したが、増加率は2007年にiPhoneの最初の製品を発売して以来の最低水準。市場の予測(7650万台)も下回った。10-12月期の売上高は759億ドル、純利益は184億ドル、1株あたりの純利益は3.28ドルと過去最高だった。しかし米ウォールストリートジャーナル(WSJ)は売上高増加率が2013年4-6月以来最も低いと分析した。アップルは「中国をはじめとする世界景気の減速とドル高が実績にマイナスの影響を及ぼした」と説明した。

実績の見通しもよくない。アップルは1-3月期の売上高を500億-530億ドルと提示した。前年同期の売上高(580億ドル)に比べ9.4-16%減少した。「アップルの売上高が2003年以後初めて減少する」とWSJは分析した。英フィナンシャルタイムズは「アップルiPhoneの成長時代が終わった」と診断した。

アップルが近い将来、「世界最大時価総額企業」の地位をグーグルの持ち株会社アルファベットに奪われるという見方も出てきた。ニューヨークタイムズは「グーグルが主導するデジタル広告市場は急成長する半面、アップルが注力するスマートフォン市場は飽和状態であり、追加成長余力が少ない」と分析した。

この日を基準にアップルとアルファベットの時価総額は5550億ドルと4990億ドル。昨年上半期までアルファベットの時価総額はアップルの半分にすぎなかったが、最近は90%程度まで追い上げた。


韓経:iPhoneまでが0%台の低成長…「スマートフォン祭り終わった」(2)

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