【社説】最悪の国会にかける最後の期待
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.01.24 13:14
「最悪の国会」という汚名を脱ぐことができなかった第19代国会は最後までその評価に見合った残念な姿を見せた。
法定期間をはるかに超えた選挙区画定、数カ月にわたり進展のない労働改革法案などの争点法案処理、差し迫った保育大乱など「足下の火」は多いが国会はいまだに牛歩ばかりしている。
与党セヌリ党と「共に民主党」の院内代表・政策委員会議長が23日にも額を突き合わせたが「企業活力向上のための特別法」(ワンショット法)と北朝鮮人権法だけを29日の本会議で合意処理することにしたのがすべて。セヌリ党の元裕哲(ウォン・ユチョル)院内代表は「24日も交渉を継続し、どうであれ29日にはすべての案件を処理する」と明らかにしているが見通しは不透明だ。