韓国型戦闘機事業に本格着手(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.21 15:00
防衛事業庁と韓国航空宇宙産業(KAI)が韓国型戦闘機(KF-X)事業に着手した。この事業を主管する防衛事業庁と戦闘機開発企業に選ばれたKAIは21日、慶尚南道泗川(サチョン)のKAIの工場で体系開発着手会議を開き、KF-X開発を公式宣言した。
防衛事業庁とKAIはこの日の会議で、今後の具体的な開発日程を公開した。防衛事業庁の関係者は「2019年9月までに設計を終えた後、2021年にKF-X試製機6機を出庫し、4年間の飛行試験を行うことにした。飛行試験の過程で表れた問題点を補完し、2026年6月までに開発を終える」と説明した。10年5カ月間に開発が予定通りに終わる場合、2032年までに120機を量産する計画だ。
チャン・ミョンジン防衛事業庁長は歓迎のあいさつで、「KF-X事業が我々の航空産業発展の先導的な役割を遂行するだろう」とし「空軍が要求する優秀な性能の戦闘機を、計画された時期に合わせて戦力化し、すべての国民が誇れる国産戦闘機を開発する」と述べた。