<韓国新成長動力10>(1)ロボット産業…米日はオバマ・安倍が直接指揮、韓国は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.11 13:07
「ロボットを中国の科学技術革新の重点領域に置いて発展させる」。習近平中国国家主席は昨年11月に北京で開かれた「世界ロボット大会」(WRC)の祝辞でこのように話した。習主席の決意は虚言ではない。中国は2014年末に青島・高新区を「ロボット自動化生産基地」に指定し、総額115億元(約2048億円)を投資することにした。昨年5月には「10大核心産業」のひとつとしてロボットを挙げるなど、あわただしく疾走している。
成果は数値で実現されている。この10年間に専門人材輩出とともに毎年10~30%ずつのロボット産業成長を成し遂げた。国際ロボット連盟(IFR)は中国市場が2013年に日本を追い抜き1位に上がったと分析した。
米国、日本、欧州などの先進国も大統領や首相直属の組織を置いてロボット産業を持続的に指揮するなど汎政府的に力を入れている。その結果日本はヒューマノイド、米国は軍事用、ドイツは産業用、スウェーデンは医療用ロボットなどに特化して成果を出している。