<北朝鮮4次核実験>試される韓中外交
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.09 09:54
北朝鮮の水素爆弾実験発表から3日目の8日、政府外交安保ラインには緊迫した動きが見られた。尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官はこの日晩、中国の王毅外相と電話会談した。午後8時から70分間の会談で、尹長官は「国連安全保障理事会で強力な内容の決議が速やかに採択されるよう韓中が協力しよう」と述べた。これに対し王毅外相は「北朝鮮の核問題はいろいろと迂余曲折があったが、中国は一貫して韓半島(朝鮮半島)の非核化実現、韓半島の平和と安定、対話による問題解決という3つの原則を堅持してきた。このうち一つも抜けてはいけない」と答えた。朴槿恵(パク・クネ)大統領と習近平国家主席の電話も推進されている。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「今回はこのまま終わらせないというのが内部の雰囲気」とし「中国との対北制裁協調を積極的に推進している」と述べた。
特に政府は中国側に北朝鮮の資金を凍結させる制裁案を説明している。中国人の北朝鮮観光禁止、北朝鮮勤労者導入の中断、石油供給制限などだ。