体力低下した労働・資本・生産性…2%台の低成長時代本格化=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.07 09:34
今年も状況は似ている。新年早々から中国証券市場急落、北朝鮮の水素爆弾実験のような突発悪材料が相次いで韓国経済に暗雲を垂らしている。何より物価が0%台だ。年初のたばこ値上げ分を差し引けば事実上マイナス水準だ。実際の成長率が潜在成長率を大きく下回っているという兆候だ。
ところが潜在成長率の下落傾向は今後も止まる兆しが見えない。韓国開発研究院(KDI)は2016~2020年の潜在成長率が3.0%でかろうじて3%台にとどまるが2021年からは2.5%に下がり、2026年には1.8%と1%台に急落すると予想した。