<人生と追憶>韓国を愛した北朝鮮専門家、ボズワース特別代表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.06 16:15
北核問題一筋だった米国の代表的な韓半島(朝鮮半島)専門家、スティーブン・ボズワース北朝鮮担当特別代表が3日午後(現地時間)、ボストンの自宅で亡くなった。77歳。
米国ジョンズ・ホプキンス大国際関係大学院(SAIS)の韓米研究所とワシントンの駐米韓国大使館関係者は4日、「遺族がボズワース氏が在籍していたハーバード大とタフツ大側と葬儀手続きを協議している」と話した。ボズワース氏は韓米研究所所長を務めた。韓米研究所関係者は「ボズワース氏は数年前に前立腺がんで手術を受け、昨年がんが再発したという話を第三者から聞いた」とし「死去の原因はこれと関連があるのではないかと考えられる」と明らかにした。この人物は「ボズワース氏はプライベートを周辺に明らかにすることを負担に思っていた。昨年11月に健康問題のため予定されていた訪韓を中止しなければなければならないと聞いたのが最後の連絡だった」と述べた。