【社説】「生存」ばかり叫んでいては生き残れない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.06 15:37
「世界的な景気低迷に安易に対応すれば生存が脅かされるかもしれない」(具本茂LG会長)。「従来の戦略では生き残ることができない環境になった」(権五俊ポスコ会長)。新年初めから大企業トップのキーワードは「生存」だった。新年のあいさつに最も多く登場した言葉は「危機」だった。経営計画に関しては不足した部分は果敢に捨てると明らかにした。毎年「攻撃経営」「成長」を注文していた企業トップが危機感を表現し、防御的で縮小指向的な経営を標ぼうしたのだ。実際、現代自動車は販売目標を前年に比べて引き下げた。重工業界も内部の充実を強調し、売上高目標を低めた。
これは大企業が韓国経済をどれほど悲観的に眺めているかを表す断面だ。今年の産業見通しも良い内容はほとんどない。