【グローバルアイ】慰安婦問題「交渉力限界値49」の原罪
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.05 09:51
安豪栄(アン・ホヨン)駐米大使が慰安婦合意案発表直後、マイク・ホンダ米下院議員に電話をかけた。ホンダ議員は過去20年間、韓国の立場を代弁した有難い人物だ。ホンダ議員は「非常に失望した」とし「河野談話と何が違うのか。あまりにも譲歩したのではないか。記者会見を開く」と述べたという。安大使は「日本外相が首相の名前に言及して謝罪を表し、道義的な責任から『道義的』が抜けた。国際法的な意味が大きい」と説得したという。結局、ホンダ議員は歓迎と憂慮を交えた「声明」を出した。苦悩が感じられる。
柳明桓(ユ・ミョンファン)元外交通商部長官は「51(韓国)対49(日本)の外交勝利」と評価する。私の考えは少し違う。良くて49(韓国)対51(日本)とみる。すなわち49を超える結果は当初から期待するのが難しかったということだ。