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「統一望むなら誰とでも虚心坦懐に議論」 …金正恩が「新年の辞」で29分演説

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.02 09:00
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が1日、「新年の辞」で「本当に民族の和解と団結、平和と統一を望む人なら誰とでも向かい合って座り、民族問題、統一問題を虚心坦壊に議論する」と述べた。金第1書記は「我々は北南対話と関係改善のために今後も積極的に努力する」とも語った。

昨年の「新年の辞」で「(南北)最高位級会談もできない理由がない」と述べたのに比べると程度は低かった。しかし南北対話の扉を開いておくという意味だと、政府当局者は解釈した。

 
金第1書記は29分間にわたり朝鮮中央テレビで中継された新年の演説で核に言及しなかった。その代わり演説の大半を36年ぶりに開催される5月の労働党大会について述べるのに割いた。金第1書記は「強盛国家建設の最盛期を開こう」と述べ、電力問題解決や鉄鋼生産増強など「経済強国」建設を何度か強調した。

また金第1書記は昨年の党創建70周年記念閲兵式の演説で強調した「青年」も主要キーワードとして登場させた。5月の党大会を控えて青年世代を前衛勢力として本格的に動かすという意味と解釈される。

統一部の当局者は「南北間の信頼を通じて韓半島(朝鮮半島)の平和統一時代を築くためにともに努力することを促す」とし「南北間の対話の扉を開いておくという政府の立場は確固たるものだ」と述べた。

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