「五輪後も平昌を海外観光客が訪れる名所に」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.29 18:42
2016年はリオデジャネイロオリンピック(8月5-21日)の年だ。また平昌(ピョンチャン)冬季五輪を2年後に控え、2月にはテストイベントも開催される。このほか、体育会の統合、入試不正根絶、スポーツの外縁拡張など体育界の懸案はいつよりも多い。しかし金鍾徳(キム・ジョンドク)文化体育観光部長官(58)は執務室の書類に埋もれているわけではない。「答えは現場にある」という考えで各界の専門家に会っている。忙しい年末を過ごす金長官に24日、文化体育観光部ソウル事務所で会い、リオデジャネイロと平昌の2大五輪の準備状況とスポーツ界の懸案について見解を聞いた。以下は一問一答。
--昨年8月の就任後、体育分野での成果は。
「エリート体育を掌握する大韓体育会と生活体育会を担当する国民生活体育会の統合が最終段階にある。生活体育の底辺を拡大しながら優秀選手を発掘する好循環構造を順調に構築している。法定期限(2016年3月27日)までに統合機構を発足させる予定だ。リオデジャネイロ五輪支援は現体制でいく。五輪が終わった後に統合体育会長選挙を行う。団体間の葛藤があったが、何度も会って対話をしたところ問題を解決することができた。生活体育の底辺が広くなればエリート選手が引退後に職場を得られる。一方、生活体育人は優秀な指導者を望む。双方は対立的でなく補完的な関係だ」