<「バイオ神話」に挑戦するサムスン>「バイオCMO世界1位になる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.22 16:30
サムスンが21日、単一施設では世界最大となる年間18万リットル規模の第3工場に着工したのは、半導体成功神話をバイオ医薬品専門生産(CMO)分野で再現できるという自信からだ。2011年にバイオ分野に参入したサムスンはこの4年間、バイオシミラー(バイオ後続品)開発など圧縮成長を通じて「ライバル企業が追うことができない果敢な攻撃投資で後発企業をかわした半導体の成功方程式がバイオ医薬品でも可能だ」という結論を出した。第3工場投資決定はこうした戦略的判断に基づくというのが、サムスン側の説明だ。
サムスンバイオロジクスの金泰漢(キム・テハン)社長もこの日、仁川(インチョン)松島(ソンド)経済自由区域で開かれた第3工場着工式の前の記者懇談会で「第2半導体神話の再現」を強調した。金社長は「30年前にサムスンが半導体投資決定をした当時、主要電子企業が自主的に半導体を生産していたため成功するかどうか心配されたが、結局、世界市場はサムスン電子など専門企業中心に変わった」と強調した。
◆「バイオに半導体DNA移植」