ロンドンのファッション界を驚かせた韓国の「ユニセックスルック」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.21 10:59
「非常に独創的で斬新なデザインに感動した」「ユニセックスな感覚が気に入った」「独自の哲学を服で的確に表現していて印象深かった」
今月初め、英国ロンドンで開かれた「H&Mデザインアワード2016」最終審査で審査委員がファイナリストの韓国人デザイナーのチョン・イノクさん(22)に送った賛辞だ。審査委員は仏トップブランド「バルマン」のクリエイティブ・ディレクターであるオリヴィエ・ルステン、映画女優のケイト・ボスワース、フォトグラファーのニック・ナイトらファッション界のそうそうたる重要人物たちが務めている。
「H&Mデザインアワード」はスウェーデンのファストファッションH&Mが国際的に才能のある新進デザイナーを発掘するために毎年開いているデザインコンテンスト。世界19カ国にあるデザインスクール40校の卒業予定者または卒業生だけに志願資格を与えていることからレベルが非常に高い。ことしで5回目を迎える今大会の優勝者はロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)卒業生のハンナ・ジンキンスだったが、審査委員は「ファイナルリスト8人のファッションセンスが本当に素晴らしく、優勝者を決めるのが非常に難しかった」と吐露するほどだった。