北京を引きつける金正恩の「牡丹峰外交」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.12 09:06
北朝鮮牡丹峰(モランボン)楽団の中国公演が開始前から公演期間の延長を決めるなど注目を浴びている。朝中関係消息筋は11日、「今回の公演の入場券要請が殺到し、当初3日間だった公演期間を5日間に延長することで朝中当局が合意した」と明らかにした。また人民解放軍歌舞団出身の習近平中国国家主席夫人、彭麗媛氏が公演を観覧する可能性もある。
北京の国家大劇院で開かれる今回の公演は一般人の入場が統制された中、招待された人だけを対象に非公開で進行される。中国メディアによると、当初2000人の招待が予定されていた。
消息筋は「公演を主管する中国共産党対外連絡部が中国党・政幹部や朝中関係従事者を中心に招請対象者を選別して通知中」とし「しかし各級機関からチケットの要請が殺到すると、中国側が公演延長を提案し、北側が快く受諾した」と述べた。これを受け、当初は12日から14日まで3日間の予定だった公演は16日まで行われることになった。対外連絡部のほか、在中北朝鮮大使館にもチケット要請が殺到している。