サムスン「スマートカー、車体以外はすべて作る」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.10 08:47
サムスンがスマートカーを掲げ自動車事業に事実上再参入する。2000年に通貨危機の余波でルノー自動車にサムスン自動車を売却し市場から撤退してから15年ぶりのことだ。
サムスン電子は9日、組織を改編して電装事業チームを新設し新任事業チーム長に朴鍾桓(パク・ジョンファン)副社長(55)を選任したと明らかにした。半導体、スマートフォン、家電で構成された既存の3大成長軸に「スマートカー」を加えたものだ。
サムスン電子は「短期間での電装事業能力確保を目標に、初期にはメディア再生機器、ナビゲーションのようなインフォテインメント(情報・娯楽)と自動運転を中心に力を集中し、今後系列会社間の協力も強化していくことにした」と明らかにした。