覆面かぶった2次民衆総決起集会、衝突は起きず=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.12.06 11:15
仮面と覆面をしたデモ参加者はいたが物理的衝突はなかった。全国民主労働組合総連盟(民主労総)と全国農民会総連盟(全農)などが主軸となった汎国民対策委員会総決起本部は5日午後3時、ソウル市庁前のソウル広場で第2次民衆総決起集会を開催した。韓国各地から1万4000人(主催者側主張5万人)が参加した。先月14日に開かれた第1次集会(警察推定6万4000人)に比べ規模は5分の1に減った。
この日の集会で一部参加者は朴槿恵(パク・クネ)大統領の覆面デモ禁止発言(11月24日の閣議)と与党の覆面禁止法発議に抗議する意味からさまざまな仮面をかぶり集会に参加した。参加者はソウル広場から武橋路(ムギョロ)~普信閣(ポシンカク)~ソウル大学病院~大学路(テハンノ)まで行進した。警察は主催側申告通りに2車線の使用を認めた。鍾路(チョンロ)5街近くで一部参加者が追加で車道を占拠し、これを防ごうとする警察官と一時小競り合いが起きた。だが警察の警告放送に参加者は決められた車道に戻り衝突は発生しなかった。集会はマロニエ公園前の車道での“ろうそく文化祭”を最後に午後8時25分ごろに終わった。