<サッカー>興行不振のKリーグ、変化に成功したJリーグ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.03 14:29
1日、ソウル弘恩洞(ホンウンドン)グランドヒルトンホテルで開かれた2015プロサッカーKリーグ授賞式。記者団の投票でポジション別の最高選手を決める「ベストイレブン」FW部門の結果が発表されると、場内がざわめいた。今季13得点の李東国(イ・ドングク、36、全北)と15得点のアドリアーノ(28、ソウル)の名前が呼ばれた。
しかし「得点王」金信旭(キム・シンウク、蔚山)の名前はなかった。金信旭はベストイレブンのFW部門の候補のうち唯一リーグ全38試合に出場、18得点4アシストをマークし、生涯初めてKリーグ得点王となった。外国人ゴールゲッターの活躍が目立つプロサッカーで国内選手の得点王が出たのは2010年のユ・ビョンス(当時仁川)以来5年ぶり。
意味のある記録を残しながらも金信旭が注目を集められなかったのは全面的にリーグのシステムのためだ。Kリーグクラシック(1部リーグ)は2012年からシーズン末に全体チームをグループA(1-6位)とグループB(7-12位)に分け、別にリーグ日程を進める「スプリットシステム」を適用している。グループAは優勝とアジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ出場権を、グループBは2部リーグ降格圏脱出を目標に競争し、それぞれ違う面白さを提供するという趣旨だ。