韓国人博士の黄禹錫「世界初の商業用クローン牛を作る」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.25 14:47
「クローン牛、年100万頭生産プロジェクト」は、黄禹錫(ファン・ウソク)博士にとっても新しい挑戦だ。黄博士は研究資金を作るためにゴールデンレトリバーやビーグルなどのクローン犬を主に注文生産しているが、食用として使われる家畜を大規模生産したことはない。今回のプロジェクトが成功すれば、世界で初めて食用クローン牛が市場に出てくることになる。
黄博士は生命倫理法違反などで人間の幹細胞研究が支障をきたすと、その後は動物複製研究に没頭してきた。人命救助犬・麻薬探知犬・障害者補助犬・ペット犬などの複製で積み上げた技術力を基に、研究対象を病気研究用の豚や牛に続き商用牛のクローン分野まで拡大している。