<インタビュー>韓中親善協会長…「パンダの韓国行き実現」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.23 16:30
平和と友好の象徴である中国パンダの雄と雌が来年春に韓国に来る。多くの費用がかかるという理由で青瓦台(チョンワデ、大統領府)が断ったが、先月の李克強中国首相の訪韓をきっかけに再推進し、実現することになった。中国の「国宝級動物」パンダの韓国行き実現を後押しした主役は当選回数4回の国会議員、李世基(イ・セギ)韓中親善協会長(79)だ。与野党を超越した「韓中超党派国会議員交流」を率いる李会長は10日、中国を訪問し、劉雲山政治局常務委員に会って「中朝首脳会談は予定されていない」という立場を確認したりもした。
統一部長官を務めた李会長は教授(高麗大政治学科)時代、分断と韓国戦争(朝鮮戦争)を研究する過程で中国研究に進んだという。韓中国交正常化(1992年)前後には政治家として、政界引退(2000年)後には民間人として、中国との民間交流を続けている。昨年訪韓した習近平国家主席は「老朋友(昔からの友人)李世基に会いたい」と話し、2人が会ったりもした。