<東アジア首脳会議>朴大統領「RCEP早期妥結を支持」…16カ国の来年妥結に合意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.23 14:34
韓国・日本・中国とASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国、そして豪州、ニュージーランド、インドの16カ国は22日(現地時間)、マレーシアのクアラルンプールで会議を開き、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)を2016年までに妥結するという首脳共同宣言文を採択した。この行事に出席した朴槿恵(パク・クネ)大統領は「RCEPの早期妥結のための交渉加速化を支持する」と述べた。朴大統領は東アジア首脳会議(EAS)で南シナ海の領有権紛争に関し、「当事国が非軍事化公約を遵守しなければいけない」と強調した。
◆RCEP交渉の加速化を支持
RCEPに参加する16カ国の首脳は共同宣言文で、「世界人口の半分と世界生産および貿易の約30%を占めるRCEPは我々の成長動力であり、広範囲な域内経済統合のための主要手段」と明らかにした。RCEPが妥結すれば、人口規模で世界最大であり名目国内総生産(GDP)基準で欧州連合(EU)を上回り、環太平洋経済連携協定(TPP)に匹敵する経済ブロックが誕生する。