習近平「テロ、必ず攻撃」 ISとの戦争に参入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.20 09:56
過激派武装勢力のイスラム国(IS)が中国人の人質を殺害したことについて中国の習近平国家主席がISを攻撃すると明らかにした。これまで「内政不干渉」という原則を前面に出して国際問題に消極的だった中国が、自国人の殺害を機に米国を中心にした国際社会のIS清算に参加して攻勢的な対外政策を展開する可能性が大きくなっている。
フィリピンのマニラで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加した習主席は19日(現地時間)、声明で「中国はIS過激派組織が中国国民を残忍に殺害した暴力行為を強く非難する。私たちは人類文明の最低限界線に挑戦するテロ犯罪活動を必ず攻撃するだろう」と明らかにした。李克強首相も「ISの残虐な中国国民殺害に対して強く非難し、海外の中国国民の安全のための措置を大幅に強化する」と明らかにした。