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安倍首相、朴大統領に慰安婦少女像の撤去を直接要求

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.19 13:35
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日本の安倍晋三首相が今月2日の韓日首脳会談で、慰安婦問題の早期妥結に向けた条件の中で、在ソウル日本大使館前に設置された慰安婦少女像の撤去を朴槿恵(パク・クネ)大統領に直接要求したと朝日新聞が19日、報じた。慰安婦少女像は韓国挺身隊問題対策協議会(挺身隊対策協)を中心にした市民募金で2011年12月設置され、日本は撤去を要求してきた。

同紙は日本政府関係者の言葉を引用し、安倍首相が2日の首脳会談の前半に行われた少人数会合の場で少女像の撤去を求めたと伝えた。安倍首相は、慰安婦問題は1965年の日韓請求権協定により、請求権に関する問題は解決済みとする従来の立場を強調しながら早期妥結のためには「慰安婦像の撤去が最低の条件だ」と伝えていた。日本政府内では韓国が少女像の撤去に応じれば2007年に解散した「女性のためのアジア平和国民基金」(アジア女性基金)の拡充を検討していると同紙は伝えた。この事業予算は約1300万円(2014年会計年度基準)と把握されている。

 
慰安婦少女像の撤去問題は11日ソウルで開かれた韓日局長級協議でも話し合われた。チョ・ジュンヒョク外交部報道官は翌日のブリーフィングで「少女像は民間次元で自発的に設置されたもの」としながら「日本側が撤去を主張するのは本末転倒だ」と明らかにしたことがある。

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