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<プレミア12>韓国代表、3つの作戦で大谷を攻略する 

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2015.11.19 10:37
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プレミア12の韓国代表が3つの作戦で日本代表の先発・大谷翔平(21、日本ハム)攻略を狙うだ。

韓国は19日、東京ドームで宿敵日本とプレミア12の準決勝を行う。8日に札幌ドームで行われた開幕戦では0-5で敗れたが、雪辱の機会をつかんだのだ。韓国代表の金寅植(キム・インシク)監督は日本戦の先発を右投げのイ・デウンに決めた。日本は開幕戦と同じく大谷が先発登板する。大谷は当時、韓国打線を6イニング2安打無失点に抑え、勝利投手になった。

 
大谷とのリターンマッチが成立し、韓国代表のすべての焦点は「大谷攻略」に集まっている。金寅植監督は「大谷は開幕戦で好投したが、今は状況が違う」とし「我々の打線の打撃感覚が上がってきた。直球、変化球ともに対処が可能だ。予選とは違って負ければ終わる一発勝負であり、ホームで行う日本がもっと負担を感じることもある。大谷を序盤に攻略し、失点を最小限に抑えなければいけない」と戦略を明らかにした。

韓国代表は大谷攻略のために3つの作戦を立てた。まずは、2ストライクに追い込まれる前に勝負をすることだ。イ・スンチョル打撃コーチは「最初の試合でも簡単に2ストライクを与えた。当時、1回は初球を見ていこうと話した。しかし1回から160キロのボールを投げてきた。打撃感覚が良くなかったので攻略が難しかった。しかし今は打者がストライクを取りにきた直球を打つことができるだろう」と話した。

2つ目は、2ストライクの後はコンタクト能力を発揮して投球数を増やすことだ。イ打撃コーチは「大谷は2ストライクの後、フォークボールを投げて空振りを誘う。フォークボールはストライクゾーンに集まればまだしも、正確なタイミングで受け返しにくい。それなら短く持って当てて投球数を増やさなければいけない。そうすれば失投が出てだろう」と説明した。

最後はフォークボールに手を出さないことだ。3つの作戦のうち最も難しい。成功する場合、大谷を動揺させることができる。

イ打撃コーチは「大谷は60-70球投げても球威が落ちていなかった。若いからか、長く持ちこたえるようだ。我々はできるだけ早く大谷を引き下ろさなければいけない」と明らかにした。

代表チームが準備した3つの作戦が成功すればよいが、現実は簡単でない。イ打撃コーチは「正直、こういう作戦を組んだからといってできることではない。思い通りになることなら野球は難しくない」と言って妙な笑みを浮かべた。しかし打者を信頼している。イ打撃コーチは「スケジュールまで変更する状況で選手たちは涙が出るほど頑張ってくれている」と感謝の意を表した。

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