「北朝鮮経済よくなったが、金正恩リーダーシップのためではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.17 14:26
「中国企業は北朝鮮で得るものがないと判断すればいつでも手を引くだろう。最近の北朝鮮経済の好況は可変的だと見るしかない」。
北朝鮮経済専門家、ピーターソン国際経済研究所のマーカス・ノーランド副所長は12日、中央日報のインタビューに応じ、「北朝鮮の経済が最近よくなったのは事実だが、これは金正恩(キム・ジョンウン)第1書記のリーダーシップのためというよりは、国際原材料価格の上昇と中国企業の需要増加によるものだ」と述べた。
ノーランド副所長は統一準備委員会と統一部が主催し、東アジア研究院(EAI)が主管した「韓半島(朝鮮半島)平和統一のための国際協力」カンファレンスに出席するために訪韓した。ノーランド副所長は1990年代から北朝鮮経済を研究してきた専門家。ノーランド副所長は「任期末に『遺産』を残したいと考える米国のオバマ政権が北朝鮮との関係改善に乗り出す可能性はほとんどないようだ」と述べ、朝米関係はこう着状態が続くと予想した。以下は一問一答。