【コラム】韓国大統領はなぜイスラエルに行けないのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.16 13:16
イスラムと衝突してきたイスラエルを見る国際社会の視線は交錯する。ナチスにより600万人が死亡したホロコーストの被害者イメージとパレスチナ住民をいじめる武装軍警の加害者イメージが重なる。先月の出張で現地で会ったイスラエルの公務員は「パレスチナ側がイスラエルの存在自体を認めないので平和が定着できない」と抗弁した。
双方の対立に第三者が中途半端に介入する必要はない。ただ中東の情勢変化を綿密に分析し、どちらか一方の表情を過度に見る必要はなく大韓民国の国益を優先すれば良い。