<セウォル号>「船長、乗客を溺死させたのと同じ」…不作為殺人罪が確定
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.13 09:11
12日、セウォル号のイ・ジュンソク船長(70)に不作為による殺人罪が認められ、無期懲役刑が確定した。この日の判決を読む梁承泰(ヤン・スンテ)大法院長が「イ船長の形態は乗客を水に落として溺死させたのと変わらない」と述べると、犠牲者の遺族は涙を流した。
大法院全員合議体(主審キム・ソヨン最高裁判事)は12日、イ船長の殺人容疑などに対する検察および被告側の上告をすべて棄却し、イ船長に無期懲役を宣告した原審判決を確定した。裁判官13人の一致した意見だった。大規模な災難事故で不作為による殺人罪を認めたのは今回が初めてとなる。この日、1等航海士のカン被告(43)に懲役12年が言い渡されるなど、残りの船員14人に対する刑もすべて確定した。