ますます大きくなる歌手IUの新曲『Zeze』論争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.10 11:11
歌手IU(アイユー)の新曲『Zeze』をめぐる論争が激しさを増している。
1978年に韓国で初めて出版されて以来、300万部を超えたブラジルの小説『わんぱく天使』(原題『Meu pe de Laranja Lima』)の主人公ゼゼ(Zeze)に対する再解釈が発端だった。論争の核心は、歌詞の「…子供のように透明そうに見えてもどこかは汚くて/ここで一番の若葉を摘んでいって/たった1つの花を手折っていって…」などの表現と、アルバムジャケットの挿絵に網タイツを履いて横になり「ピンナップガール」を連想させるようなゼゼの姿だ。韓国でこの本を出版した東ニョク出版社は今月5日、フェイスブックに「5歳児のゼゼを性的対象としたのは極めて遺憾」というコメントを載せて問題を公式提起した。これに対し、文化評論家チン・ジュングォン-ホ・ジウン氏などはツイッターを通じて「文学に標準的解釈を突きつけるもの」として反発した。