中国でも「サンドイッチ論」 緊張させるベトナム
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.09 15:29
ベトナムが「世界の工場」中国を脅かしている。中国より安い人件費、若い労働力のため、ナイキ・マイクロソフト・サムスン電子などグローバル企業の主力生産基地に浮上しているからだ。
韓国と中国が抜けてスタートする環太平洋経済連携協定(TPP)にベトナムが参加し、こうした傾向は加速する見込みだ。中国政府からもベトナムの急浮上を警戒する声が出始めている。
産業通商資源部の関係者は8日、「北京で最近会った中国商務省の官僚が、中国製造業も技術力では韓国に遅れ、人件費などでは新興国より劣る“サンドイッチ”状況を心配していた」とし「下から浮上してくる新興国の中ではベトナムに最も脅威を感じるという話をした」と伝えた。