米軍・日本の自衛隊、平時も協議体稼働…軍事同盟が加速
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.05 11:35
米国と日本の間の軍事同盟が加速化している。米軍と日本の自衛隊は平常時の緊密な連絡と軍事行動を調整する協議機関を常設化することにしたと日本のメディアが4日報道した。4月に改正された日米防衛協力のための指針(ガイドライン)と集団的自衛権の行使を容認した安保関連法の改正により、平時も軍事的共同対応が可能になったことに伴うものだ。
読売新聞などによればアシュトン・カーター米国防長官と中谷元防衛相は3日、マレーシアのクアラルンプール近郊で会談を行い、米軍と自衛隊間の連絡・調整協議機関である「同盟調整メカニズム」の常設化に合意した。
これを通じて武力攻撃とは見られない「グレーゾーン事態」が発生した時や日本の大規模災害などで日米軍事協議が可能になった。沖縄県の尖閣諸島(中国名:釣魚島)などの離島に武装した偽装漁民が上陸した場合、自衛隊と米軍がただちに協力して共同対応できる。海洋進出を拡大している中国を牽制するためのものだという分析が出ている。