満月台を見学した羅卿ウォン「DMZも共同発掘しなければ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.04 18:25
国会外交統一委員会〔羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)委員長〕の議員16人ら58人が2日、開城(ケソン)の満月台(マンウォルデ)を訪問してきた。満月台は高麗(コリョ)の旧王宮の跡地で2013年ユネスコの世界遺産に指定された場所だ。2007年から南北が共同で遺物発掘を進めている所でもある。
羅卿ウォン委員長ら北朝鮮訪問団はこの日午前9時10分ごろ、軍事境界線(MDL)を越えた。新政治民主連合のキム・ハンギル議員がイスラム教に関する本を持っていると北側が「少しの間保管して戻す」と言ったこと以外は、北朝鮮訪問証と持ち物検査はそれほど難しくなかったという。開城現地では北朝鮮の民族和解協力汎国民協議会(民和協)の関係者20人余りが案内要員として出てきた。国会常任委レベルの北朝鮮訪問は2013年の開城工業団地の現場国政監査以来2年ぶりだ。