<韓日首脳会談>「日本と経済まで疎遠になれば韓国さらに損害」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.03 16:00
2日に開かれた韓日首脳会談は3年5カ月ぶりに行われたものだ。その間、韓国と日本の両国は言葉どおり「近くて遠い国」だった。両国関係が疎遠になりながら両国間の経済協力も大きく弱まったという評価だ。
企画財政部はこの日、韓日首脳会談の経済分野の成果についての説明資料を特に配布しなかった。先月31日に開かれた韓中首脳会談とは対照的だ。韓中会談の直後には上海にウォン・人民元の直取引市場の開設、人民元の適格外国人投資者(RQFII)限度50%上昇などの成果を上げたという資料を出してきた。
韓日間の経済関係は従軍慰安婦や独島(ドクト、日本名:竹島)などの政治的問題がふくらんだ後、明らかに打撃を受けている。韓国の対日輸出は今年に入ってから10月までに215億2000万ドルで昨年同期より21.1%急減した。日本の韓国への直接投資金額は2012年に45億4000万ドルに達したが、昨年は24億8000万ドル、今年上半期には9億7200万ドルに縮んだ。韓国を訪れた日本人観光客も今年に入ってから9月までは130万人で、昨年同期比23%の減少だ。