<韓日首脳会談>会ったのは成果…慰安婦解決時限の未定は限界(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.03 08:44
2日の韓日首脳会談では旧日本軍慰安婦問題が扱われた。慰安婦問題は朴槿恵(パク・クネ)政権の対日外交の最優先課題であり韓日関係復元のカギだった。この日、朴大統領と安倍首相は98分間の会談の末、「(慰安婦問題)協議の早期妥結のために交渉を加速させる」ことに合意した。その間、安倍首相が慰安婦問題の解決に留保的な立場だったことを勘案すれば進展がある合意だ。
しかしこの日の首脳会談は歴史問題に対する認識の違いを再確認する席でもあった。朴大統領は拡大首脳会談の冒頭発言で「今日の会談がつらい歴史を治癒する大乗的で真心に満ちた会談になり、両国関係を発展させる重要な機会になることを期待する」と述べた。一方、安倍首相は首脳会談後、記者に対し「未来志向の協力関係構築するうえで未来世代に障害を残してはいけない」と述べた。朴大統領は「歴史清算」を強調したが、安倍首相は「未来指向」に重点を置いた。